令和に蘇るデニム【CANTON COTTON MILLS / キャントンコットンミルズ】

CANTON COTTON MILLS / キャントンコットンミルズ

「 ロマンを纏う。 」

 

こんにちは!

福井のセレクトショップ「”D”River(ディーリバー)」 スタッフのHAYATOです。

 

手に入れた人は手に入れた、国産デニム第一号であるブランドが今シーズンにアップデート!

CANTON COTTON MILLS(キャントンコットンミルズ)。

 

 

ブランド自体、初のコレクションということでその第一弾ラインナップを今回セレクトしました。

 

 

店頭でもそのディティールワークや細部の加工感、現代風のサイジングにもご反響いただいていてうれしい限り。ご購入される方は非常に速い。「アウター」という枠ではないのですが、この時期からも使えるポテンシャルの高さにフィーリングがバッチリ合って即日お持ち帰りされます。

 

 

ですがあまりにも溢れんばかりのオーラなのか、その渋めのお値段か(笑)で様子見をされる方ももちろんいらっしゃいます。

 

 

最初はブログでこの只ならぬ覇気を画像でUPするのはさすがに伝わりづらいかな。と思っていたのですが、やはり第一弾ということでこれをキッカケにそのルーツや存在感に触れてもらうことが第一だなと思い、この記事を書くことに決めました!

 

 

『CANTON(キャントン)』の歴史

 

歴史を遡れば1963年。

 

大石貿易という会社が、1899年創業でアメリカ・ジョージア州のデニムミルである「CANTON COTTON MILLS」というデニムメーカーから生地を輸入。

そして「CANTON」という名でジーパンを製造・販売をしたことが日本ジーンズの歴史の始まりとされています。

 

 

これがそのCANTON COTTON MILLS(生地工場)の外観だそうです。左に映る塔が印象的な造り。

 

 

ですが当初の海外貿易による波紋は大きく、今をも生きるレジェンド、Levi’s(リーバイス)やLee(リー)などデニム界の黒船的ブランドたちも日本に上陸しはじめるわけです。

海外から生地を仕入れ、生産をする・・・というのは当時費用がバカにならないくらいにかかり、安価で丈夫な上記黒船ブランドにシェアを持っていかれ・・・

 

 

1968年、5年という歳月で一度その幕が下ります。

 

 

それから月日は流れ、2003年。

”CANTON”を復活させるべく満を持してとあるチームが結成されることとなります。

 

 

CANTON COTTON MILLSとしての生地、”キャントン・オリジナルファブリック”を作ることに膨大な時間を費やし(糸の番手や染、織など)とうとう完成に至ります。

拘り・情熱が詰まりに詰まったコレクションが立ち上げとなったのが今回のコレクション・・・というわけです。

 

 

キャントンコットンミルズは全国でも6店舗(だったと思う)のみの取り扱い店になります。(12/9現在)

 

DENIM JACKET(Vintage Wash)

まずは人気のデニムジャケットですね。

 

襟元からゴリゴリのダメージ加工、ウォッシュ感にブランドネームが映えるタグを一押し。

 

 

裏地にはCANTONをもじった【C品】に、ブランドの品質保証書デザインをプリント。

 

 

袖・センター・胸にはオリジナル釦を使用。 袖元までもここまでの存在感。

 

 

バックのベルトで絞ったり、緩めたり。ここにもヴィンテージ感が漂う拘りっぷりですよ。色の落ち具合に奥行きがあり、激渋です。

 

 

ご覧になってお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんがこちらは1905年に爆誕したLevi’sの1st type(初号機の型)を現代風にアレンジした形になっています。

 

 

 

ワークウェアとしての機能性が重視されていたモデルでボックス型の直線的なシルエットと左胸の片ポケットと長方形のボックスステッチ。前身頃にプリーツが設けられ、シルエットが若干ルーズ。

 

 

全体的にゆったりとしたシルエットが特徴。 おそらくこんなのなかった!という方が大半ではないでしょうか?

タイトでないサイジングですのでオーバーめなスウェット・パーカーから何気なくに着られるのも有難い。

 

 

僕は175cm 62kgでサイズMを着ています。

 

僕も自分用に購入したので早速、連日出勤。これでもかというくらいヘビーローテーションで着まくっています。

 

 

 

アウターのインナー忍ばせればこの通り、ほかのカラーリングをぐっと抑えてアーバンサーフなスタイリングだってできちゃうんです。

だんだん形も体に合わせて馴染んでいくので、肩落ち具合から徐々に一体感がでて楽しめるかと思います。

 

5POCKET STRAIGHT(Vintage Wash)

 

お次はデニムパンツです。

これまたすこし懐かしさを感じるゆるめのストレートデニムになります。個人的に好きなストレート、店頭では細身のパンツが売れ筋に多かったので不安でしたが、案外ご好評でほっとしています。(笑)

 

 

こちらも鮮やかな技、御業で生まれる神加工。ペイントも一点ずつ多少異なり、唯一無二の仕上がりになっています。

こちらもヒップのベルトでシルエットが若干変化します。

 

 

パンツも早速購入・着用していますが久しぶりの太目パンツの足のフリー感。開放感がはんぱじゃないですね。(まずはそこ。)

 

 

あとはやはり存在感が凄い。 ドシンプル、また暗めのアウターを持ってきてもコーディネートを引き立たせてくれる主役級のオーラに縁の下の力持ちも担う二刀流。

春夏は当店ですとGRAB IN HOLLYWOODLIFE IS….など無地カットソーと合わせてバリバリ活躍が期待できる一本になっています。

 

 

とはいえダボダボやんちゃシルエットとは違い、生地も厚手でしっかりとしたストレートデニムで野暮ったくありません。細めのボトムスが多いという方にもぜひ一度、足を通していただきたい一本。

 

 

日本デニムの歴史を感じてください。

 

日本初のデニムメーカーが約半世紀の時を経て、蘇りました。

生まれてもいない年に普及していたものが、令和のこの時代に携わる人やこの時代にあった技術力で新たな形をして手に取ることができるというのは本当にロマンです。

そんなバックボーンも多少ご覧いただいたうえでスタイリングしていただけるとまたスタイリングの幅も広くなると思います。

 

 

本格デニムブランドCANTON COTTON MILLSですがその他ラインナップも年明けから徐々にリリースされていく予定ですので到着しましたらすぐアナウンスさせていただきます。

 

 

 

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