ショッププライベートブランドが今夏リリース!一着の服が発売されるまでの裏側をお見せします【Offf / オフ】

Offf / オフ

ショッププライベートブランドが今夏リリース!一着の服が発売されるまでの裏側をお見せします【Offf / オフ】

 

こんにちは!

福井 セレクトショップ「”D”River(ディーリバー)」 スタッフのHAYATOです。

 

 

6月中旬にして30度という真夏日を観測した週末・・・

「今年は梅雨明けが早い」

という話をよくお客様から耳にするのですが、どうなんでしょうね?

 

少し早いですが夏本番に心を躍らせながら、

皆さんと夏服談義がより盛り上がる店頭から本日は!

 

新しく展開がスタートしました、”あるブランド”についてお話しさせてください。

 

新作が続々登場のオンラインショップはこちらから!

 

ショッププライベートブランド”Offf”が展開スタート!

この度、ディーリバーのプライベートブランド「Offf (オフ)」 の展開がスタートしましたことをご報告いたします!

 

Offf (オフ)
ブランドコンセプト : 休暇や休息を表す「OFF(オフ)」に”f”をひとつ多く足した造語。オフにくつろげる時間をつくる洋服をつくります。

 

この「Offf(オフ)」が作られた大元は僕の実体験がテーマで、

ディーリバーを開業して5年目になりますがオープンから3年強の期間はひたすら休みなしで働いていました。

 

というのも「働いている」という実感もなかったといえばいいのでしょうか。

「もっといいもの!もっといいサービス!」とあまりに意気込みが強く、定休日にもお店に来ては撮影したりブログを書いてたりと、闇雲になって突っ走っていただけでした。

 

しかし「休暇や休息で着るための洋服を販売させていただく僕が、仕事詰めってどうなんだ?」と疑問を覚えるようになって、

しっかり休む日は休み、大型連休などがあれば振替でお休みを頂戴したり・・・

行動と想いがリンクしてくるといろんなアイデアが浮かんできました。

 

そのオフの時間で、

「ああ〜こういうときにこんな洋服がほしいな」「今シーズンはブランドから、◯◯の発売がない。でもこれと合わせたいなぁ」など思い浮かんだことをノートに書き記し、

それを具現化させたのが今回の 「Offf」 です。

 

ということは「Offf」は、

お客様により一層の休日の満足感と楽しい時間を提供するために立ち上げられたブランドということなんです。

 

この想いを知っていただいたうえで、次項からは・・・

このブログで初めて語らせていただくブランドが誕生するまでの経緯や、他で見せていない裏話なども書いていきたいと思います。

 

Offf の商品一覧はこちら!

 

ブランド、そして商品ができるまでのプロセス [ロゴデザイン→パタンナー・工場様との打ち合わせ→モデル着用撮影]

 

今回は今夏より展開がスタートする、

「Offf (オフ)」について・・・

 

どのような経緯を踏んでブランドがデビューしたのか、またブランドを立ち上げるにあたって大切にしたポイントをまとめていきたいと思います。

 

ブランドがスタートするにあたって、これだけの工程とこれだけの多くの人たちが携わっているということも知っていただきたいですし、

今から本気でブランドを立ち上げ・運営させる方の参考になるようにも書かせていただきます。

 

しかし細かく言いだしたらキリがありませんので、

ブランドのロゴから商品製作・デザイン、そしてモデル撮影とおおまかではありますが、

ブランドができるまでの舞台裏をお見せしていこうと思います。

 

 

ブランドの顔となるデザインをつくる・・・ロゴをデザイナーさんにお作りいただきます。

 

まずはブランドのネームやタグに使用される。いわゆる「顔」となりますロゴをつくっていきたいと思います。

ロゴデザインには、敏腕女性デザイナーである Kite Studio(カイトスタジオ) Tobiさん が携わってくれました。

 

 

ご面識すらなかった Kite Studio さんにロゴデザインをご依頼をさせていただいたのは、

そもそもは僕がインスタグラムから彼女のアカウントを発見したことでした。

 

今の時代っぽい話ですが、やはりSNSの投稿はお取り扱いさせていただくブランドはもちろん、そういった他分野の方の情報や世界観を知れるという意味で最強のツールだと思います。

 

(Kite Studio さんのインスタグラムフィード)

 

この素晴らしい作品たちが凝縮されたフィードを目にして、「この人なら間違いない!」と直感をしたわけです。

 

時間を戻すとそれまでには、

共通の知人にネイルサロン atelier all(アトリエオール) を営まれている Kaori さんという、

この方も凄腕で、ネイルの施術は常時3〜4ヶ月待ちという女性ネイリストさんがいらして。

(ネイルサロンを知らないからですが、3〜4ヶ月も爪をほったらかしにできないですよねw)

 

 

atelier all さんの周年のときに贈られた、Kite Studioさんの「アート」を見て、

その瞬間に(まだOfffの立ち上げの話すらなかったときですが)ビビッと雷が落ちるような・・・初めて目にするようなアートへの衝撃と、完成された作品たちへの感動がありました。

 

そこからatelier all さんが架け橋になってくださってお会いすることとなりました。

(人からいただけるご縁というのは大切だなぁとこのときも実感しました。)

 

お会いした打ち合わせの内容としては、

Kite Studio の Tobiデザイナー に自分のやりたいブランドの内容と、ブランドのコンセプトやテーマ、このような人たちに着てほしい・・・というような構想やイメージ像を、とことん伝えます。

 

構想の時から使用しているノートの写しをお渡しして、

そこから1ヶ月くらい経ったころに、この Offf のロゴが完成し届けていただきました。

 

 

ご本人曰く

「実際なんと書いてあるかわからない、雰囲気文字を手書きでしました」

ということで、

 

Offfの 「オフの時間をつくる洋服」 というテーマに添いながらも、

力がどこまでも抜けていてはカッコ良くないので、

芯がある強さを残しながらリラックス感を表現した・・・というコメント。

 

素晴らしいですよね。

そして実はロゴデザインの候補を6つもご提案いただいていたんです

・・・その中から、迷わず選んだのがこのデザインでしたね。

 

 

もちろん他のロゴも目を引きましたが、僕はこれ以外ない!と思いました。

 

今回はKite Studio さんからのご提案でさまざまなパターンを納品いただきましたが、

ブランド立ち上げの参考にされている方はデザイナーさんとのやりとりの中で

「あれこれ比較したいので、いくつか候補がもらいたいです」

という風にお伝えするのは、とても大切だと思います。

 

完成したロゴを商品からみる!

 

なんと言っても商品作りが肝 コレクションのデザインはラフ画から現実に。

 

次に、コレクションのデザインプロセスをご紹介します。

 

やはりブランドを立ち上げる・・・といっても、

なんと言おうが「商品ありき」ですからね。ここが一番、重要かなと思います。

 

僕の場合ははっきり言って、服飾の専門学校を出た経歴や洋服の工場で勤めていたなどの実績はございません。

 

なので自分がイメージしている商品の形や色、素材感などを

デザイナー・パタンナー さんに想いをぶつけます。

 

まずはラフ画を作成して、アイデアの原点となるデザインをスケッチブックにいっきに書き出します。

このときに洋服の寸法や着たの想定はもちろん、どのようなシーンに着てほしいかやこういうスタイルで提案したいか

・・・のような具体的な内容も書き漏らさないようにしたためます。

 

(Dry Linen Bandcollarshirts のデザインベースになったラフ画)

 

ここからはデザイナー・パタンナーさんに具現化するパターン(洋服の解体図のようなもの)をひいてもらい、工場とのやりとりへ。

 

工場も、昨今のコロナ禍での人員不足や相次ぐ閉鎖、後継者不足などの側面をもっていて、

自分の要望通りの形や枚数で製作してくださる例はなかなかありません。

 

  • この加工だとお値段が○○円、一枚につきかかってきます。
  • この生地だと○○枚は最低つくらないといけない。

 

正直に言えば耳の痛い内容ですが・・・(笑)

そこは工場と、デザイナー・パタンナーありきのことですから、自分の譲れない内容と工場のできることをすり合わせていくことが重要です。

 

サンプル(出来上がった洋服の見本品)を確認して、仕上がりを見て問題がなければ

いよいよ製品の製作、そして手元に届くことになります。

 

全商品オンラインショップはこちらから!

 

 

出来上がった洋服に息を吹き込む カメラマンが動向し、SNSなどで掲載するアイテムのモデル着用撮影へ

 

綿密な打ち合わせが終わって、待ちに待った自分の手がけた商品が実際に手元に届いたら・・・

発売ヨーイドン!

 

と言いたくなるところですが、

 

この商品を、手にとってくださる皆さんに伝えなければ 「ないものと同じ」 ですよね。

 

上述した通り、現代ではインスタグラムやツイッターなど素晴らしいSNSの登場によって、

僕たちショップやブランドとお客様をつなぐツールがございます。

 

より手にとってくださる皆様が自分の手持ちの洋服と組み合わせたイメージがしやすくて、心配なサイズ感も比較することで把握できて、すぐに選べる状態にしておくこと は

SNSとインターネットでお買い物をする機会が多くなった今、不可欠な項目です。

 

その項目と、洋服たちに命を吹き込んでくれるのが・・・「モデル撮影」

 

今回は 福井カメラチームのFrase(フレーズ)のYUTAくん

そしてモデルにはフリーランスモデルのMAMIさん と撮影ロケに。

 

 

洋服そのもののディティールを伝えるのはもちろん、

その洋服に命がふく込まれる感覚がお分かりになりますよね。

 

 

カメラマンのYUTAくんは、お店のイベントでふらり初めてお会いしたのがきっかけで、

そこからディーリバーの新作商品の発売にはすぐに駆けつけてくださったり、当店が時々お客様を同行して行うSUPツアーのカメラマンで専属カメラマンで足を運んでくださったり、

 

それからはいちプロカメラマンとして考えているこれからの仕事や自分の持っている夢の話などを言い合える間柄。

 

なのでモデル着用の撮影の際も「この角度から撮ってほしい」「このロケーションでお願いします」など、良いものをつくるためなら何でも話せます・・・

何が言いたいかというと、カメラマンとの間柄は「こうしてほしい!」というお願いがしっかりとできる関係性が大切だといこと。

 

もちろん、腕も敏腕ですよ。

 

が、やはりプロにお任せしっぱなしで出来上がりが「自分の思った世界観じゃないなぁ」となってしまっては本末転倒です。

 

この流れで言えばモデルさんは。

実績、または経験が幾度かあるモデルさんにご依頼するのが一番です。

 

 

今回のMAMIさんとはカメラマンのYUTAくんがつなげてくれたご縁で、

企業さんなどのお仕事もされたことのある経歴の持ち主の方です。

 

なので自分が撮りたい写真の世界観をお伝えして・・・

 

(実際、今回のロケーションで撮影したいイメージを伝えたコラージュ写真)

 

そのロケーションを決めて、カメラマン・モデルさんともそれらを共有させていただき・・・

撮影に挑ませていただきました。

 

Offf の新作商品一覧はここからチェック!

 

 

第一弾として完成した商品がこちら! 夏に着たいリネン素材のバンドカラーシャツ

 

では初リリースとなる夏に着たいリネン素材のバンドカラーシャツをご紹介します。

 

これからの初夏から、年々暑く長い盛夏、そして肌寒さと心憂う晩夏。

さまざまな表情をもつ「夏のオフ」の時間に羽織って過ごしていただきたいリネン素材のシャツです。

 

 

古代から今日まで使われる天然素材であり、近年で価格も倍近く高騰している希少な「リネン素材」を採用。

 

吸水発散性と通気性に優れたリネン素材は、シャリ感のあるドライな肌触りがお楽しみいただけ、 ふんわりと風に舞うような軽やかな羽織心地が特徴です。

日にかざすと薄らと透け感のあるリネン素材は汗ばむ体の肌離れも良く、 真夏の日除けから冷房による寒さからさらりと体を優しく包み込みます。

 

このリネンのなかに、こちらも天然素材の代表である「コットン」を45%の割合でブレンド。

リネンの弱点である洗濯による縮みを抑え、さらにネップ(毛玉)ができづらくなり、クリーンな着心地が長続きします。

 

 

シルエットは体にまとわりつかないよう考慮した、ラフなワイドシルエットを採用。

胸〜身幅は広めに仕立てているため、ボディラインを拾わないほどよいタポっと感が特徴です。

 

 

夏に羽織るシャツということで、襟はバンドカラー(立ち襟)で仕上げているので首周りがスッキリ見えるのと同時に、 ネックレスなどのアクセサリーも際立つという算段です。

 

アームホールは広めの設計ながら、袖元はほどよく細くシェイプしたデザインで、 腕まくりもしやすく、時計やブレスレットもシャツ越しに主張できます。

デザインはプリントや刺繍はもちろん、ポケットすら省いたフラットデザインを採用することにより、 あらゆるインナーやボトムスで個性が表現できるスタイリッシュな仕立てで表現しました。

 

 

サイズは3サイズご用意したので、オーバーサイズに着たい方は1サイズ大きく振っても、 レディースや小柄な方はジャストなサイズ感でも着用できます。

 

 

WHITE / メンズ 身長175cm 体重64kg / レディース 身長165cm 【サイズ0 着用】

 

 

L.KHAKI / メンズ 身長175cm 体重64kg / レディース 身長165cm 【サイズ1 着用】

 

 

ECRU / メンズ 身長175cm 体重64kg / レディース 身長165cm 【サイズ1 着用】

 

 

BLACK / メンズ 身長175cm 体重64kg / レディース 身長165cm 【サイズ2 着用】

 

Dry Linen Bandcollar Shirts の詳細はこちらから!

 

 

【まとめ】ブランドができるまで、そして立ち上げたショップブランド”Offf”のこれから。

「Offf」が誕生するまでの道のりについてお話ししてまいりました。

 

今までは商品、洋服を皆さんに提案する立場ではありましたが、

新しいこのプロジェクトで「ひとつの洋服ができるまでって、こんなに大変なんだ」と身をもって経験をし、現在お取り扱いをしてるブランド様たちの作り込みやアイデアに改めて敬意が感じられました。

 

これからも「Offf」も、

お客様にオフの心地よい時間とユーザブルなファッションを提案していくために努力してまいります。

 

弊社の公式オンラインストアや店舗で「Offf」の商品をご購入いただけますので、

ぜひ新作とあわせてチェックしてみてください。

 

今後もお客様のご要望やフィードバックを大切にし、より良い商品とサービスを提供してまいります!

 

 

最後になりますが・・・

 

「Offf」の展開スタートに際して、皆さまからのご支援とご愛顧に心から感謝申し上げます。

 

弊社のブログやSNSを通じて、さまざまな情報や最新のアイテム情報を発信してまいりますので、お楽しみに!

 

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